カルルス分校の卒業式

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カルルス分校の卒業式

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小学校の卒業式には、養父と養母が参列し他の父兄よりも泣いたようで、目を赤くしながらハンカチを握りしめている。2人の娘が卒業している筈なのに、今日は違うらしい~6歳で養子になり、7年以上も一緒に生活して、将来は桧原の家を継ぐ話も、双方の家族が認識していた。そんな時にマイクの事故で、大きな方向転換を強いられた!

年明けてからマイクが温泉に来たり、留学の件で毎日のように電話で話しているので、いよい健太を手放すことが実感になって来たようだ。


(エンジェルトランペット)

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千歳の先生は女性で部隊勤務

山口さんは養父の柔道の弟子

その夕方、マイクから電話が入り
「千歳の部屋は、キャンプ内の私の隣に用意し、教室は2人の先生もキャンプ内に仕事を持っているので、その都度先生の部屋に行って受講することになります、オフィスではなく会議室や研修室なので、毎回同じ部屋ではなく変わりますが、私も事務所に居ますから分からないときはフォローします、安心して下さい。マーサ夫人は元高校の先生で、キャンプのお仕事を手伝っている人です。もう一人が、日本人で山口千恵子さんと言う方で、司令部の通訳をしています」

「先生と言うのは、2人とも女性ですか?」と、養父が初めて質問した。
「はいそうです、山口さんは桧原さんの知り合いかも知れないですよ」と、マイクが楽しそうだ。
「私の知り合いが、軍のキャンプに居ないですよ!」と、養父は怪訝な顔で話す。
「桧原さんが警察官時代に柔道の先生として、女子大に指導にいって居たそうですが、その時の教え子らしいのです」
「全然覚えがないが、女子大には月2回夕方3時間教えていたが~」と、思い出せないようだ。

「彼女は、卒業後アメリカに留学して、現地でアメリカ人の陸軍士官と知り合い結婚、士官が東京のGHQに赴任し、昨年千歳の司令部に転勤になったらしいのです」
「それなら、日本語も英語もペラペラなんだね」
「それは、僕らより英語が上手なんですよ」
「そんなバカな、アメリカ人より英語が上手いなんて~」と、養父は信じないようだ。
「それが、本当に正確な発音で司令部でも人気者ですよ」
「健太は、ラッキーボーイだね」と、養父も安心したような様子だ。
「アメリカの社会情報も理解しているし、安心してお任せできます、マーサー夫人は、アメリカのの歴史や社会環境を教えていただきます」と、マイクはマーサー夫人を信頼している様だ。
「健太は、大学に飛び級した様な状況だね」
「最初は、山口さんの授業を多くし、英語をクリアしてからですね」と、スケジュールを話す
「その辺は、全部お任せですから~ あっ 山口さんって小柄でほっそりした女性ですか?」と養父
「はい小柄ですが筋肉質のかんじですが~思い出しましたか?」
「当時、小柄で痩せていたので『もう少し体を造った方が好いですよ』と話したことが有ったのですが、まさかあの女性かな?そうだ、半年くらいでしっかりした体型になり、驚いた女性がいたが~」

「いまも時々お稽古をしているそうで、2段になったようですよ」
「女性の2段は有望選手になれますよ、一度、会って見たいものですね」
「伝えて置きます、お2人とも忙しい仕事じゃないので、時間の調性はフリーですが、山口さんは時々外出するので毎朝予定を組むようになります」
マイクは直ぐに迎えに来たいようだ

傍で聞いて居て興奮する

「学習用品はこちらで、揃えますから必要は有りませんが、健太くんの身の回りモノだけ用意して下さい、今週の土曜日に、お迎えに行きたいのですが如何でしょうか?」と、マイクは直ぐ来たいようだ

「分かりました、健太~何か聞いておくことは無いか?」と、健太に聞いた。
「特にありませんが、柔道をやる機会は有るでしょうか?」
「そうだな、柔道は続けていた方がいいな、マイクさん健太が柔道の稽古の事が心配していますが」
「それは大丈夫です、千歳にもありますがハイスクールにはスポーツセンターがあって、各クラブが練習できます」
「それじゃ、柔道着も持って行かせます」

「健太は、伸び盛りだからもう少し大きめのも用意しようか~」と養父がサイズを考えている

「向うでも販売して居るでしょうが、日本のメーカーの方が良いようですね」と、マイク。
「分かりました、今回は手元に無いので、札幌に出たとき用意し渡米の時お渡しします」
「はい分かりました、では土曜日の午前中に伺います、一人で行きます」と、マイクが電話を切った。
「はい、お待ちします」養父は、少し心配そうな顔で、受話器をおいた。

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