ジュニア入学初日

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ジュニア・ハイスクール入学

一年の教室に入ると、オーツ先生が、
「今日からジュニアハイスクールの生活が始まりますが、この後ホールで全校生徒の歓迎
会がありますので、私に付いて移動してください」
「あ~一つだけ報告して置きます、皆さんも気付いている居るのですが、本校としては珍し
い日本から留学のケンタ ヒノハラ君が我がクラスに来てくれました」
「あとで校長から紹介があるでしょうから、これくらいにしてケンタ君どうぞ」と、指名された。
「ハウ ドウー ユー ドウー」と、体を少し回して
「マイ ネイム イズ ケンタ ヒノハラ」
「ナイス トウー ミーチュー」と、軽く頭を下げて会釈をした。

教室中が、立ち上がって
「ナイス トウー ミーチュー」と、歓迎の拍手が続いた。
「それでは、ホールに移動します」と教室から歩き始めた。
大きなホールでは、入り口に上級生が2列で向かい合いで並び、拍手で迎えていた。その間を新入生は少し緊張しながら、ホールの最前列に横に並んだ椅子に着席した。
父兄の席で、タダシお父さんも前列に座っていた。

(???)

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校長の話

「ハイスクールは、大人の入り口でシニアになれば車の免許証もとれるし、成績次第では飛び級も可能です。大事な時期をこのホープヒルズで過ごすことになります」

「ここで、大変ハッピーなお知らせすることを光栄におもいます、新入生に日本から特待生
で留学した、ケンタ ヒノハラ君をご紹介します」

「ケンタくん、立って顔を見せて下さい」
「イエス!マイ ネイム イズ ケンタ ヒノハラ」と、身体をまわして、
「ナイス トウー ミーチュー」と会釈した。

「彼はジュニアです、今年の春日本の小学校を卒業し、身体は大きいですが12歳です」
「彼はお祖父さんの影響もあって、アウトドアのスペシャリトです北海道の原生林の中で、断崖から落下し意識不明のマイク サタケさんを見つけ、冬眠前のヒグマの生息地から、自分の背中にサタケさんを載せて地面を這って救出しました」
「合流したお祖父さんと協力して洞窟に避難、カルルス温泉の若い人たちの協力を得て登別国立病院に収容したそうです、彼の適切な判断とお祖父さんの処置で、マイクさんの怪我は回復し今はワシントン州の病院で継続治療とリハビリ中です、この報告を聞いた、国の機関がケンタ君の褒賞を考え、アメリカ滞在の特待権利を許可した様です、これはケンタ サタケくんの衣食住・旅行・勉学一切を無償特待です、本国の、どの学校でもフリーパスで勉強することを許可したのです」

「それが図らずも、我がホープヒルズハイスクールと言うわけです、サタケ先生お願いします」とお父さんを指名した。
お父さんは、立ち上がって会釈をした。
「ホープヒルズの近くにお住いの、タダシ サタケ先生が健太君の知り合いで有ったことが、今回のラッキーなお話の始まりなわけです、ケンタ君は、小さい時から柔道を練習していますので、ここでもハイスクールにお願いして入部する手続きをしているところです、以上が、ケンタ ヒノハラ君のご紹介です」

ホールが、大きなどよめきのような感じで、スタンディングオペレーションで拍手が続く。ケンタは、気恥ずかしいので下を向いていたが、生徒たちが「ケンタ」「ケンタ」と、声を掛けるので立ち上がって、方向を変えながら深く礼をした。

拍手が次第に小さくなって、教務主任の副校長が今後の行事や、休日の予定などを告知し
、次に上級生の歓迎のスピーチやクラブの勧誘などが続いた。

フレンドリーなクラスメート!

なんでネイティブより

「ケンタは、何でネイティブな僕らより英語の話し方が自然なの?」とか、
「本当は、日本人ではなくアメリカで育ったのじゃいなか?」とか、ワイワイ騒いでいるところへ、父兄たちとオーツ先生が入って来た。
「はーい、みんな静かにして~これからジュニアの学校ルールをお知らせします、教材の足りない物は、今日この時間で帰宅しますので、お父さんやお母さんと相談して揃えてください、ほとんどが、学校の売店で揃えていますので、相談してください」

「学校の通学は、30分以上歩く生徒はスクールバスを利用して、近い人で方向がおなじ生徒は数人で歩いて通学することを勧めます」
「今日歩いて来た人は、手を挙げてみて下さい」健太も気になって見回すと3分の1は、徒歩で通学するようだ。
「クラブなどで遅くなる人は、スクールバスか、お家から迎えきて貰うか決めて下さい、ケンタくんは、明日から柔道場で練習しますから、サタケ先生と相談してください」
「今回は、ケンタ君が柔道部に入部しますが、そのほかにやってみたい生徒がおりましたら、先生に話してください、今までは、ジュニアからは入部者は居ませんでしたが、今回ケンタ君のケースが評価され初めての部員になります、おそらく上級生からも、希望者が出るかも知れませんが、良い機会ですから新しい取り組みにチャレンジしてください」
「みなさんは、エレメンタリーを卒業したので、今後は体を鍛えたり趣味の世界を探求したり、今まで以上に活動的なスクールライフを楽しんでください、明日からの授業は、教科ごとに先生が変わります、生徒が移動して先生の所に行き、教材はこの教室に保管して帰ることになりますので、自分のロッカーに整理してください」
「教科の時間割は、午前に2教科位で、内容は当日先生が決めるので、エレメンタリーのように先生が積極的にしゃべることはなく、生徒が参加する形になります、ランチは、予めチケットを購入して、売店とカフェテラスでお好きなものを選んでください」

何処にもいますスクールママ

「父兄の皆様、何かご質問がありましたら、お願いします」何人かのご婦人方が、スポーツのウエアや教材の細かいことを質問したが、
「今伺った内容のものは、売店で揃いますのでお帰りの際お寄り下さい、学校のスッタフもアドバイスしていますから、聞いて下さい」

「あまり堅苦しく考えなくていいですから、教材が足りなくても教師が叱る事ありませんし何回も同じこと繰り返すと、怒るかも知れませんが、お子さんたちは、今、大人になる第1歩を踏み出すところですから、やかましく言わなくとも十分心得ています、それでは、今日はこれで終わりますので、トレアさんお帰りの挨拶をお願いします」

学級委員長に選出されたトレアさんが、
「皆さん立って下さい」と,周りをぐっると見回し、
「先生、さようなら  みなさん さようなら」と、」大きな声で挨拶した。みんなも、その後に続いて唱和した。

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