健太バスケのステップにヒト苦労!

健太の留学

バスケのガレージ特訓

スプリングタームも最終章

今日は、 スポーツのバスケで、後半30分は試合形式だった。いつもとは違うガードにシフトされ、苦労した。フォワードならパスを受け、シュートすれば何とかなるがガードは可なり駆け引きがあり、結構シュートされてしまった。チームメートからのブーイングも辛い!柔道の代替えなので、ニックもバスケの授業が一緒だった。

「ケンタ 学校に居る限りバスケは必須科目だから、もっとレベルを挙げなくちゃ~」と、他人事のように言う。「僕は、まだ4回目だよバスケの練習!未だ無理だよ、フォワードならシュートだったが今日は初めてのガードなんだもの、あんなもんさ」「チームは、ケンタに期待しているんだよ、柔道があんなに強いんだから、バスケにも期待しているんだよ」

「前回は出来過ぎだったな」「いや~ケンタも体が大きいし相手と比較しても引けは取らないが、ステップが違うんのかな?」

 

(フリージャ)

ニックコーチのバスケダンス

柔道のフェイント?も

「ステップって、ダンスじゃないんだよ、向こうにはバスケ部の代表も居るんだしレベルが違うよ」と、珍しくケンタの方がいつものニックみたいに、言いわけをしていた。ニックは、何か考えているようだったが突然「これから、練習しようか?」

「どこで 体育館に戻るのか?」と、ケンタはあきれたように言う。「いあ~今はバスケの代表が使っているから駄目だよ、 ガレージの前にボードが有ったな?」「あ~チャールズさんが作ったらしいよ 今はリングは外しているがガレージの棚にあったな」

「夕暮れまで2時間以上あるから、これから練習しよう」と、ケンタより先を歩き出した。家までは、25分以上掛かる。いつもは柔道で遅くなるので、タダシお父さんが迎えに来てくれるので、歩いて帰るのは久ぶりである。

ニックの身長は、ケンタより20Cmくらい低いが、柔道を練習し始めて体ががっしりして、たくましくなってきた。教材も無く小さなバック一つなので、2人は駆け足で走り始めた。家の近くになって、クワィッが感づいたのか嬉しそうに吠えている。ニックも時々遊びに来るので、クワィッもすっかり警戒心を解いて、じゃれついてくる。

早速、軽装になって準備運動しながら
「バスケの基本は、相手をかわしてシュートするだけだが、本当はそれまでの動きが重要なポイントらしいんだ」と、ニックがコーチのような口ぶりだ。「早く動き回れば、相手をかわせるだろう」と、ケンタが初めてスポーツの理論的な話を理解していない。

「バスケは真っ直ぐ走るのじゃなくて、相手のガードをかわすために、左右にステップし時にはタウンしながらパスを出したりするのだが、ボールがバウンドしている間に、身体を回転させるくらいの身体能力が必要らしいんだ」と、ニックコーチも真剣なトークだ。

「体の回転か、柔道でも回転運動はあるが全回転は無いな、軸足の体重移動がポイントか?」「相手から当たり負けしない体力はあるが、カワシたりスリ抜ける小技が大事なのかも」と、ニックは体を動かしながら、再現しながら話す。「でもコーチは、何もアドバイスしないじゃないの?」「アメリカでは小学校の上級生になると、大たいの事は教わるのでジュニアでは実戦形式が多くなるんだ」

「なーるほど、ニックはさすがにかわし方が身に付いているな、いわゆるフェイントの掛け方も大事なポイントだね」と、ケンタも納得しながら体を動かす。「柔道でもフェイントは掛けるよね」と、習っている柔道を想定している。「うん あるよ、柔道はほとんどがフェイントの連続かも知れないな」

お母さんのジュウースに救われる

ニックも極限状態

「ここはセメントで滑りにくいが、フロアなら充分かわせるようになるね」と、ニックは真剣な顔で、すり足で動き回って居る。その時、キョウコお母さんがタオルとジュースのコップを持って「さあ~さ スクエアーダンスも一休みですよ」と声をかけた、「あ~助かった、ケンタが嫌だと言わないので、いつ言い出そうかと考えて居ました、有難うございます」と、ニックがギブアップしていた。「なあ~んだ、ニックが張り切っているので、休まなかったんだよ」と、ケンタも笑い出す。「それにしてもスクエアーダンスに見えましたか?」と、」ニックも当惑顔。

「それは、冗談よ!何を急にバスケットなんか夢中になって練習しているの?」と、おかぁさんが不思議な顔でタオルを渡してくれた。「特に何にもないんですが、授業でバスケがあり、あまりに無様なのでニック様に教わって居たのです」と、ケンタはニックを持ち上げる。「いや~ケンタには教わってばかりいるので、小さい頃からやっているバスケなら、少しだけ話せるのでやってきました」と、ニックは正直だ。

「でもすぐ追い越されそうですよ 体力では叶わないので口で負かそうと考えたのですが、一芸に秀でる人は二芸も三芸も付いているんですね」と、ニックは、本音を話す。「ニックさんも中々大したもんでしたよ、話しながら健ちゃんを交わしていましたから」と、おかぁさん。「な~んだお母さんは見ていたんですか」と、ニックは頭を掻きながら、ジュースを貰う。「私だけではありませんよ、家のお父さんもしっかり見て感心していましたよ」「や~恥ずかしいなあ~」と、言いながらジュースを、飲む。