ヒーロー誕生

6年生が記者発表会でレポータ

自分が這えば運べるぞ! 「自分の背中にのせれば、上手くゆきそうだ。直ぐ話しかけました(兵隊さん、僕の背中に乗ってください、近くに小屋があります)と、話しかけたが、兵隊さんは気力がないのか、目をつむって反応がありませんでした。なんとかあの崖下の小屋まで運ぼうと、体を揺すって繰り返し話しかけました」「額に手が触れると、熱くて先ほど青かった顔色が赤くなっていました、熱でうなされ意識がモウロウとしているようでした。話しても無駄なので、兵隊さんの脇に体を寄せながら、自分の体を下に入れ両腕を自分の肩から前にぶら下げ、這い出しました。左足を竹に引っ掛けたとき、「ウッツ」と声を出したので気付いたようでした。まだ5-6メートルしか進んでいません」
ヒーロー誕生

ジープ転落事故の記者発表会

記者発表は定刻通り開始 マイクを救出したのが根曲がり竹のタケノコが出る頃で、もうすぐ夏休みのこの時期北海道が一番好きな季節だ。 「皆さん、ただ今から、オロフレの原生林から生還した、マイク・サタケさんの記者発表会を開催します。わたくしは、登別国立病院の佐々木といいます。今回の、米国軍人の救出・治療に対応して頂いた、柏木院長に挨拶を、お願いします」 「柏木です、本来軍人さんが怪我をした場合、軍関係の病院に搬送するのですが、地理的な問題と一時収容先が元整形外科部長の和田先生のところで、距離的問題と治療の継続性から、国立病院に搬送していただきました」 「当初、事故のショックなどで記憶が定かでなく、身元の確認などは後回でした。
ヒーロー誕生

ジープ救出ツアー

輸送車が止まった場所は両側が根曲がり竹の密生地 オロフレ街道は、未舗装で春先は降雪の影響で、側溝が崩れ道路が寸断、補修工事で『峠開き』が予定通りに開通出来ないことが度々。 輸送車が止まったのはオロフレ街道の峠寄りで、左側を見下ろすと30メートル位の岩場で、その下に根曲り竹の密生地が続く。右は、下の景色と変わらないのだろうが、生育がいいのか2-3メートルの竹林だ。2台の車から降りた7人の内、一人を除いて6人は不審な顔で突っ立ている。 「千治さん、道を間違えたのか?~」と、岩井さんがきく。 「うーん、ここですよ」と言いながら、腰の鉈をを抜いて歩き出した。 軍人の2人と手伝いの2人は無口で後ろに続く。祖父は、右に左に鉈を振りながらすずむ
ヒーロー誕生

記者発表の打ち合わせ

マイクで車いすでリハビリ 廊下の端から、白衣ではない男性が近づいてきて、 「クリードさんですか?あっ、マイクさんに戻ったのでしたね、私は総務部の佐々木と言います」と、、名乗り右手を出してきた。 マイクも右手を出し 「マイク・サタケと言います、お世話になっています」と、挨拶をした。 「院長から聞いて、記者発表会の打ち合わせに来ましたが、お時間はありますか?」と、聞く「私は、寝るか、食べるのが仕事ですから、いつでも暇です」と、冗談で答えるマイク 「では、お部屋でお話を聞かせてください、やはり日本が上手ですね」と、言いながら病室に入った。 ソフアーとテーブルを備えられているが、車いすなのでテーブルだけベットの脇に移動。
ヒーロー誕生

柏木院長が即興の脚本家デビュー!

柏木院長の即興のストリートが完成 ≪オロフレ峠のカーブで崩落事故!瀕死の軍人地元住民と遭遇、山深い山小屋に収容、裂傷の治療はできたが、左足が骨折しているため動かせず、3日目に住民1人でカルルス温泉に、救助要請に来て事故と怪我人の事が明らかに。住民とアイヌ族の若者たちの救出作業に協力し、病院に収容したが所属や氏名の記憶喪失で加療中だった≫と、こんな具合でどうですか? 「お見事ですね、落ち着いたらお礼方々お伺いいたします。有難うございます、大尉に代わります」院長もマイクに受話器を渡した。 「マイク、ギブスを外すころまでお世話になるか、院長のストーリーを、公式に記録としたいが、前に話した谷沢さんと打合せ、略式メモで明日K軍曹に渡してくれ」