フレンドリーなクラスメート

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日本人なのに英語が上手すぎる

何でシニアに行かないの?

「ケンタは、何でネイティブな僕らより英語の話し方が自然なの?」とか、
「本当は、日本人ではなくアメリカで育ったのじゃいなか?」とか、ワイワイ騒いでいるところへ、父兄たちとオーツ先生が入って来た。
「はーい、みんな静かにして~これからジュニアの学校ルールをお知らせします、教材の足りない物は、今日この時間で帰宅しますので、お父さんやお母さんと相談して揃えてください、ほとんどが、学校の売店で揃えていますので、相談してください」

「学校の通学は、30分以上歩く生徒はスクールバスを利用して、近い人で方向がおなじ生徒は数人で歩いて通学することを勧めます」
「今日歩いて来た人は、手を挙げてみて下さい」健太も気になって見回すと3分の1は、徒歩で通学するようだ。

(池のほとり)

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科目ごとに教室を移動

売店や食堂でランチ

「クラブなどで遅くなる人は、スクールバスか、お家から迎えきて貰うか決めて下さい、ケンタくんは、明日から柔道場で練習しますから、サタケ先生と相談してください」
「今回は、ケンタ君が柔道部に入部しますが、そのほかにやってみたい生徒がおりましたら、先生に話してください、今までは、ジュニアからは入部者は居ませんでしたが、今回ケンタ君のケースが評価され初めての部員になります、おそらく上級生からも、希望者が出るかも知れませんが、良い機会ですから新しい取り組みにチャレンジしてください」
「みなさんは、エレメンタリーを卒業したので、今後は体を鍛えたり趣味の世界を探求したり、今まで以上に活動的なスクールライフを楽しんでください、明日からの授業は、教科ごとに先生が変わります、生徒が移動して先生の所に行き、教材はこの教室に保管して帰ることになりますので、自分のロッカーに整理してください」
「教科の時間割は、午前に2教科位で、内容は当日先生が決めるので、エレメンタリーのように先生が積極的にしゃべることはなく、生徒が参加する形になります、ランチは、予めチケットを購入して、売店とカフェテラスでお好きなものを選んでください」

スクールママも活発

「父兄の皆様、何かご質問がありましたら、お願いします」何人かのご婦人方が、スポーツのウエアや教材の細かいことを質問したが、
「今伺った内容のものは、売店で揃いますのでお帰りの際お寄り下さい、学校のスッタフもアドバイスしていますから、聞いて下さい」

「あまり堅苦しく考えなくていいですから、教材が足りなくても教師が叱る事ありませんし何回も同じこと繰り返すと、怒るかも知れませんが、お子さんたちは、今、大人になる第1歩を踏み出すところですから、やかましく言わなくとも十分心得ています、それでは、今日はこれで終わりますので、トレアさんお帰りの挨拶をお願いします」

学級委員長に選出されたトレアさんが、
「皆さん立って下さい」と周りをぐっると見回し、
「先生、さようなら  みなさん さようなら」と大きな声で挨拶した。みんなも、その後に続いて唱和した。

ニックが柔道部希望

入学の行事

入学続きと行事が終わり、駐車場に歩いてゆくと席が隣のニックが緊張した顔で待っていた。

「ケンタ、僕も柔道を習いたいのだけど、初心者の場合学校の道場ではダメかな?」と聞いてきた。
「いや~そんなことは無いと思うけど、どこの道場でも初心者は入るはずだから、教える人も必ずいるはずですよ」と、そのとき校舎の玄関からおとうさんが、急足で歩いて来た。

「やぁ~待ったかい?校長と話していたら、オーツ先生が戻ってきたので慌てたよ!」
「ケンタ、この人だぁ~れなの?」と、ニックが不思議な顔をしている。

「アイム ソーリー ニック マイ ファーザー タダシ・サタケ」と、紹介した。
「ソーリー ニック マイネーム イズ タダシ サタケ」と、握手をした。ニックも
「マイネーム イズ ニック・リチャーズ」と、右手を出して歩み寄った

「僕がマイクと言う人の養子になって、留学したんだけどお父さんが僕の保護者なのさ」
「ニックも、柔道部入門志望なのかな?」と、タダシお父さんが聞く。
「はいっ、小学校の図書館で「加納治五郎」の伝記を読み感動しました、ぼくも体が大きくないので、体の大きさに関係なく、練習すれば強くなれるように書いて居ましたので、機会があったら入門したいと考えていました」お父さんは、元教師なので若い人にも丁寧に話す。
「そうですかーお家族もご承知なのですか?」
「家でも、話をしていますから大丈夫です、今日ケンタ君の隣の席でラッキーと思いました」
「そうですか、あしたオーツ先生と入部のお願いに行くのですが、一緒に行きますか?」
「はいっ宜しくお願いします」と、少し頭を下げて会釈し、安心した顔になって、
「これで、失礼します」と、駐車場の脇の道から、駆け出して行った。
家に帰ると、マイクから手紙が来ていた。

又、両親が出来た

手紙書き

≪そうだった、忘れていたがカルルスのお祖父ちゃんや札幌の養父母に手紙を書きなさい≫とマイクからキツク言われていたのだ。(『千歳から出発前に書きましたよ』と言いかけたが自重した)

今晩、書かなくちゃと便せんや封筒を準備して、居間とキッチンの間に立ち、改まった顔で
「ウッジユー ドウー ミーア フェイヴァー」(お願いしたいことがあるのですが~)
「シアー ウォット イズ イット?」(良いですよ なんですか?)
「ウェン ユー ア イン ザ ハウス ドウー ユー ウオンツー ユー ザ イングリッシュ」(家に居る時も、英語を使いたいのですが~)と、聞いた。

「アイ アグリー ウイズー ユー」(私は あなたに賛成よ)とお母さん
「アイム パズイティヴリー!」(もちろんだよ!)とお父さんも賛成してくれた。健太が、もう一つお願いがあるのですがと切り出すと、

お父さんは
「次は何でしょうか?」と、楽しそうに笑っている。
「これからは、お二人を(お父さん)(おかあさん)と呼んで良いでしょうか?」と、言うとお二人は満面の笑顔で立ち上がり、健太を抱きしめてくれた。おかあさんは
「これは、チャールズがカレッジに合格以来の、ハッピーニュースですね」と喜びお父さんは
「3人目の息子が、誕生したことになるね」と、手放しで喜んでくれた。

夜は、約束の手紙書きに悪戦苦闘、千歳書いた内容と可なり違うはずだが、苦労しながら4通の手紙を11時過ぎまでかかって書き上げた。横田から、アラスカに飛んで着陸、カナダの上空をニューヨークまで飛んで、また飛行機で五大湖の側に逆戻りして、マイクの家に着いたのは、翌日の夕方だったこと。

今日、マイクの母校ホープヒルズ ハイスクールのジュニアに入学し2年コースを選んだこと、あした柔道部に入部することや、マイクが精密検査して、再手術する事。書くことが山ほどあり、箇条書きのようになってしまった。

マイクにも返事を書いたので、4通になった。
手紙書きは疲れるな~と思いならが、着替えもせずに眠ってしまった。

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